IFAとは!?いったい何??
IFAとは

IFAとは “Independent Financial Advisor”の略で、
「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれるプロの金融アドバイザーです。

内閣総理大臣の認可を受けて登録し、金融商品を仲介する事業者なのですが、最大の特徴は、既存の金融機関から独立した経営方針のもと、中立的な立場で顧客の立場に立った金融アドバイスができるというそのスタンスと事業形態にあります。
私自身IFAの立場から感じているIFAのやりがいや魅力は、その独立性もさることながら、資産運用やマネープラン、具体的商品にまで踏み込んだ購入アドバイス、その後のアフターフォロー、さらには相続といった段階まで、一気通貫でサポートできることです。
私はIFAとして、幅広い相談に対して徹底的に顧客に寄り添ったアドバイスをおこなっています。顧客の利益のためには、必要に応じて弁護士や税理士など外部の専門家と緊密に連携し、顧客に合ったサービスをどこにも負けないレベルでご提供しております。

経済最強国アメリカ

こんにちは。お金の専門家、目黒FPです。
IFAの一人ですが、特に世界最先端を行く投資先進国アメリカの資産運用ノウハウには精通しており、それが「ウリ」の一つです。
お金の専門家としての自己紹介も必要だと思われますので、今回のブログは「アメリカとIFAとしての私」がテーマです。まず、クイズから。

35年前の平成元年、世界で一番大きな会社はどこだったでしょう?
日本のNTTです。時価総額は1600億ドルでした。
それから30年経った令和元年、世界で一番大きな会社はどこだったでしょう?
アップルです。
その時価総額はなんと9400億ドル。30年前の1位NTTの実に6倍です。
では2位の会社の社名、わかりますか?
アマゾンです。1994年創業ですから、35年前どころか30年前にも影も形もなかった
のに、時価総額8800ドルの会社となったのです。

ちなみにTOP20社の一番下のネスレでも時価総額2455億ドルということですから、35年前の世界1位の企業が、30年後にはTOP20にも入れていないという凄まじい「お金の成長速度」の中に、私たちは生きていることがわかります。

(表:世界の時価総額ランキング)

表を見ると一目瞭然ですね。
アメリカの企業が世界経済を引っ張っていると言って過言ではない状況です。

どうなる世界経済?

ではアメリカを含め、世界の経済は今後どう進んでいくでしょうか?

ちょっと意地悪な質問ですね。
誰にも確実なことはわかりませんし、プロでも多くのアナリストの予測の大半は大きく外れます。特に短期的予測の的中率は酷いものです。
しかし、ただ1つ、ほとんど外れることがない、外しようがないとも言える長期的予測が1つだけ存在します。
それは「人口動態に基づく経済の予測」です。
人口動態の大きな変化には時間がかかり、その影響は数十年にわたって持続し、経済の広範な領域に大きな影響を与える可能性があります。それゆえ、外れることがほとんどないと考えられるほぼ確実な長期予測なのです。
ではこの「外さない長期予測」をもとに今後を占ってみましょう。
ミレニアル世代とは、およそ1980年から2000年の間に生まれた年齢層と定義され、その中で最も高齢の年齢層は40代に入っており、最も若年の年齢層が20歳代前半を過ごしています。

アメリカのミレニアル世代の人口は約9,000万人にものぼり、ベビーブーマー世代を抜いて米国最大の年齢層になっただけでなく、労働力人口に占める割合も最大となりました。
さらに最強なことは、教育水準も、もっとも高い年齢層であることです(学歴が学士号以上の比率はミレニアル世代が40%前後であるのに対し、X世代は29%、ベビーブーマー世代は25%)。
アメリカではこのミレニアル世代の労働力に占める比率が、2030年までになん75%にまで達すると予想されています。さらに、ミレニアル世代は、推定30兆ドルの資産をベビーブーマーの世代の親から相続すると予想されています。
結論です。アメリカのミレニアル世代は、その人口規模や若さ、高い教育水準、巨額な相続資産により、今後長年にわたり米国経済をけん引する労働力層にも消費者層にも投資筋にもなるといえ、引き続き世界経済を牽引していくでしょう。

時は金なり、時間は「資産」。

私が初めてアメリカ人と交流したのは、高校2年の時でした。
私は、関西学院高校でラグビー部に所属しており、日本一になれたそのチームの強化を目的として、ハワイのマウイ島に遠征に出かけ、ホームステイと交流試合を経験したのです。
初めての海外旅行でした。マウイ高校と合同練習をした10日間はとても楽しく、最高の思い出となりました。ホームステイでお世話になったのは、マウイ高校のディフェンスの選手で、ロジャーと言う小柄でアスリートなナイスガイでした。一緒に買い物をしたり、チアガールがとてもかわいいね、などと他愛のない話をしたり。ハワイの人は皆フレンドリーですが、彼もまさにフレンドリーで笑顔がとてもチャーミングな楽しい男でした。
楽しい日々はあっという間に過ぎ、合同練習の最終日を迎えました。
最終日は、私たちとマウイ高校アメリカンフットボール部の交流試合です。
ナイターでの試合でした。私は、オフェンス(攻撃)のメンバーで、タイエンドという役割でした。ランブレーでは相手をブロックしたり、相手陣地まで深く攻め入って、パスを受けてゴールに駆け込みタッチダウンを奪う、そんなポジションです。

試合開始後、私たちに最初のチャンスが訪れました。
ところが私がパスを受け、走ろうとした次の瞬間、強烈なタックルに私の身体は吹っ飛ばされてしまいました。見ると、ものすごい形相をしたディフェンスの選手が仁王立ちでした。
その選手は、私がホームステイでお世話になったロジャー選手だったのです。

試合とはいえ、交流戦だから真剣勝負とは考えていなかった甘い私の姿勢はとんでもなく間違っている。一瞬にしてそう悟った、猛烈なタックルでした。
その後、私は必死の全力プレーを続け、なんとか17対14の接戦をものにすることができました。現地の新聞にも、日本一のチームが、マウイ高校を破ったことが大きく報道されました。

アメフト写真

私はこの遠征を通じて、オンとオフ、試合と練習とを一瞬にして切り替える。
そして、勝負の時間はその集中力を研ぎ澄まして全力集中してくる、アメリカ人のそんな気質を肌で感じました。
令和の最初に世界一位の企業へとのし上がったアップルでも、その切り替えは徹底しています。例えば会議では、事前に参加者には資料を渡し、意見をまとめておいてもらいます。そして会議が始まると資料の中身は頭に入っていることが前提で、いきなり意見をぶつけ合う、疑問点についての質問もしっかりおこなう。そして会議の目的である意思決定を明確におこない、そして必ず時間通りに会議は終了するのです。
会議ですらゴールを決めて時間管理する習慣もさることながら、そのためにぶつけ合う集中力たるや凄まじいものがあります。そして、仕事の時間がくればさっさと帰る。
オンとオフ、仕事とプライベートを実に見事に切り替えることができるのは、彼らが「時間」というものを非常に重要な財産だと考えているからです。

IFAとの出会い

得難い体験ができた高校時代が終わり、私はアメリカンフットボールの名門である関西学院大学に進み、その後社会人でもプレーを続けました。
のべ15年間、いつも日本一(チャンピオン)でありたいと、頂点を目指してアメリカンフットボールに取り組み続けました。
アメリカンフットボールは、オフェンス(攻め)とディフェンス(守り)のバランスを欠いては勝利できません。さらには、コーチングスタッフやアナライジングスタッフ(分析班)など、それぞれの役割がかみ合って、はじめて勝利を勝ち取ることができるスポーツです。そんなスポーツにのめり込み、多くのことを学んだその全ては、今の私の血となり肉となっています。
社会人としてのキャリアは、大学卒業後に入社した保険会社「東京海上」(現在の東京火災日動)からスタートしています。私は保険会社員としてのキャリアに全力を注ぎ続けてきました。一流と言われる会社の恵まれた環境で得た保険知識を活かして45歳で独立し、ゼロからのスタートで保険の販売を業務とする保険代理店の経営に多忙な毎日を送るようになりました。
そんな私に、大きな転機が訪れたのは2017年11月のことでした。

ニューヨークウォール街で2000年4月からファンドマネージャーをされている先輩からこ
んな話を聞いたのです。
「僕のところには、お金を増やしたい人がたくさん相談に来る。その一つひとつの相談に対して、僕は一番初めに必ず聞くことがある。それは何かというと『あなたにとってリスクは何ですか?』という質問だ。
まずその人がお金を増やすことを妨げる可能性のあるリスクを1つひとつ、丹念に確認していき、その確認が完璧にできて、そのリスクを全て潰せて初めて投資の相談に乗るんだ」と。
まさにリスクマネジメントありきの話でした。
またこの時、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)についても教えていただき、その存在を知りました。この、世界の金融の中心で活躍している先輩からの教えは、私の心に深く刺さったのでした。「これだ!やってみよう!」と、私は心の中で叫びました。
それは、「自分が目指すべきものは“IFAと保険”の二刀流だ!」という発見の叫びでした。
IFAとは “Independent Financial Advisor”の略で、
「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれる金融アドバイザーです。内閣総理大臣の認可を受けて登録し、金融商品を仲介する事業者なのですが、最大の特徴は、既存の金融機関から独立した経営方針のもと、中立的な立場で顧客の立場に立った金融アドバイスができるという事業形態であることです。
私が感じたIFAの魅力は、その独立性に加え、具体的商品にまで踏み込んだアドバイスが可能で、購入からその後のアフターフォローまで、一気通貫でサポートできることです。
そして資産運用やマネープラン、相続など幅広い相談に対し、顧客に寄り添ったアドバイスをおこなう点にも魅力がありました。弁護士や税理士など、外部の専門家と連携し、顧客に合ったサービスをより高いレベルで提供することもできるのです。

常に最先端の顧客支援を

そして2020年1月、私はIFAとしての登録を完了し、「守りの保険」と「攻めの金融商品」の両方を

お客様側に立って提供できる、目指していた万全な体制を手に入れたのでした。
(写真:IFA登録証)

お金のプロであり続けるということは、まさに生き馬の眼を射抜くことの連続であり、いくら勉強してもそれで良いということはありません。その後も私は実践を通して成功体験を重ねながら勉強を続け、保険の分野ではMDRTへの所属を続けています。
MDRT とはMillion Dollar Round Tableの略で、1927年にアメリカで発足した卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの世界組織です。
生命保険・金融サービス専門職の毎年トップクラスのメンバーで構成され、そのメンバーは相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、ホール・パーソン(バランスのとれた人格を志向すること)を目指しています。
私はその一員として、特に金融先進国であるアメリカに向けてアンテナを張り、しばしば現地に足を運んで様々な情報を入手したり、また、国内でもアップル等アメリカの大手IT企業などとパイプを持って、ネットや本などからではなく、実体験として考え方や決断のプロセス、戦略の立て方等を学び続けています。

NY

アメリカには「人生には3人の友人が必要だ」という諺があります。
その3人とは、①医者・②弁護士・③お金の専門家です。
3番目は諸説ありましたが、最近では「お金の専門家」に落ち着いているようです。
今回のブログでは、私のことを知っていただくために自己開示を心がけました。今後どんどん連載するブログを通じて、ご縁ができますことを楽しみにしております。