
日本銀行が2025年1月の金融政策決定会合で、
政策金利を0.25%から0.5%に引き上げることを発表しました。
金利が上がると、住宅ローンを利用しているご家庭では
毎月の返済額が増えてしまう可能性があります。
特に変動金利のローンを選んでいる場合、
将来の返済額がどうなるのか、
不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
でも、事前にしっかり準備をすれば大丈夫!
ここでは、住宅ローンの流れや注意点、
そして負担を減らす方法について、分かりやすく説明します。

Contents
住宅ローンを利用する時の流れと準備するもの
住宅を購入する際、ローンを組むためには、事前審査を受ける必要があります。
これは、「この人にいくらまで融資できるか」を銀行がチェックするものです。
その後、本申込をして審査が通れば、いよいよ契約!
銀行から正式な融資の通知が届き、ローンの手続きが進んでいきます。
この際、必要な書類の準備がとても大切です!
住宅ローンを利用する場合、以下の様な書類が必要になります。
※銀行や購入する物件(土地)の種類、
また給与所得者か個人事業主かによっても必要な書類は変わってきます。
📌 本人確認書類
- 住民票
- 運転免許証やパスポート
- 印鑑証明書 など
📌 収入証明書類
- 給与所得者の場合:前年分の源泉徴収票
- 自営業者や個人事業主の場合:過去3年分の確定申告書および付表の写し
📌 物件確認書類(購入予定の物件の種類によって異なる)
- 土地登記簿謄本、公図、地積測量図
- 建物登記簿謄本
- 売買契約書、新築物件のパンフレットや間取り図 など
📌 その他の書類
- 他に借り入れているローンがある場合、その契約内容や残高が分かる書類
銀行によってはホームページにチェックリストが掲載されていることもありますので、
それらを元に事前にしっかり準備しておくと、手続きがスムーズに進みます!

契約の前に確認!住宅ローンで気をつけること
住宅ローンの契約をする前に、次のポイントをしっかりチェックしましょう!
✅ 金利の種類を確認(固定金利か変動金利か)
✅ 契約条件を細かく確認!将来の金利変動に備える
✅ 返済方法の設定(毎月の返済額をどう決めるか)
ボーナス併用の返済はNG
毎月の返済額を抑えたいがためにボーナス併用払いにする人がいますが、
絶対やめるべきです。
ボーナスに頼らず、毎月の均等払いで返済可能なローンを組むことをお勧めします。
✅ 融資金額を無理のない範囲にする
借りれる金額と返せる金額は違う、という事を理解し、
毎月返せる金額から逆算して住宅ローンを組むべきです。
銀行に載せられて身の丈に合っていない住宅ローンを組まないように注意が必要。
事前にしっかり確認しておくと、
契約後に「こんなはずじゃなかった…!」とならずにすみます。
特に金利については、しっかり比較して選ぶことが大切です!

住宅ローンの負担を減らす方法&個別相談の大切さ
「でも、もうローンを組んでるし、今さらどうしようもないのでは?」
と思っていませんか?
実は、負担を減らすためにできることがいくつかあります!
📌 新規ローンを比較する
他の銀行の条件を見て、より良いものに借り換え!
✅借り換え検討の目安
- 残り返済期間:10年
- 借り換え前後の金利差:1%
- ローン残高:1000万円
✅繰り上げ返済は必ずしも効果的とは言えない
繰上げ返済がNGの条件とは、
- 「住宅ローン金利<運用の見込利率」の時。
目安は住宅ローン金利が3%以下。
返済する利息と入ってくる利益の足し算引き算。 - 物価上昇時は、お金の実質価値が下がっていくので、
繰り上げ返済せずに長くゆっくり返済する方が良い。
もし物価上昇2%が続くと、お金の価値は
20年後で約3分の1、30年後には約半分になっている。
(今1000万円の物が20年後に約1500万円、30年後に約2000万円になっている)
📌 相談窓口を活用
専門家に相談して、自分に合った方法を見つける!
オンラインで実施しているところも。
住宅ローンは、長く付き合うもの。
今の状況をしっかり確認して、無理なく返せる方法を考えることが大切です。
まとめ:今のうちに、専門家に相談してみよう!
住宅ローンの返済は、家計に大きな影響を与えます。
特に、金利が上がってしまうと毎月の支払いが増えてしまうかもしれません。
でも、専門家に相談すれば、一人ひとりに合った対策を考えてもらえます!
「このままで大丈夫かな?」と不安な方は、今のうちに
プライベートマネーアドバイザーである私、
PMAS(ピーマス)の目黒に相談してみませんか?
初回相談は無料ですので、お気軽にお問合せくださいね。
早めの対策で、家計の負担を軽くしましょう!